「反射性住居」と呼ばれる原広司の70年代における一連の住宅の1つ で、その自邸。緑豊かな斜面に建つ。外部は黒色の下見板貼りで自然に 埋没するが、内部は一転して白一色の人工的な空間。平面はシンメトリ ーで、中心の「内核」と呼ばれる空間を挟んで諸室が配される。近代社 会が喪主した秩序ある共同体としての都市イメージが住居という小宇宙 に表現されている。