MicroGDS Pro
プログラム
各プログラムの機能概要
プログラムライブラリには以下のようなプログラムが入っています。
● MicroDIGI
● 物件管理
● DRA−CAD変換プログラム
● 3D回転
● イメージ表示
● 属性レポート
● 標準スタイル登録
● ビューリスト
● ビジュアルライブラリマネージャー
● レイヤ確認
● 視点設定
● 平行投影
● メニューエディタ
● 寸法修正
● 引出線
● 色設定
● 図形整列
● 選択図形の数量算出
● 文字列操作
● 高さ指定による3次元自動立ち上げ
● 3次元窓作成
● 属性設定
● 視点・レンダリング設定パネル
● 断面特性の算出
以下、各プログラムの内容を説明します。
● MicroDIGI
MicroGDSでカスタマイズを入力を行うための機能を提供します。ディジタイザから入力された座標情報を、MicroGDSの座標値フォーマットに変換して、MicroGDSへ転送します。
ディジタイザが有効になった後は、他のカスタマイズプログラムと併用することができます。
● 物件管理
大量に作成される各種図面データを、物件ごとに、実際の物件名、図面名を用いて、識別、管理します。作成済み図面のプレビュー・機能、図面の自動印刷などの機能もあります。
● DRA−CAD変換プログラム
DRA-CAD2、DRA-CADαで作成されたMPP、MPW形式のファイルを、MicroGDSで読み込み可能なAIF形式のファイルに変換します。
既存のDRA-CADの図面や他社で作成されたDRA−CADの図面データをMicroGDSで利用することができます。
● 3D回転
選択した図形を、基準軸と角度を指定して、3次元上で回転させます。この作業はMicroGDSの環境設定とは無関係に行うことができます。
原点、回転軸設定を気にせず作業を行うことができるので、不要なトラブルを防ぐことがでさます。
● イメージ表示
指定した図形にイメージ情報(スキャナで取り込んだイメージや、独自に作成したイメージなど)を関連付け、必要に応じて表示させます。
照明器具、設備等の写真データを図面上のシンボルとリンクさせておけば、作成した図面を、クライアントヘの提案,説明などにも活用することができます。
● 属性レポート
作成された図面の各種情報を表計算ソフトで利用することができるようにします。部品の個数、各部品に登録された情報(属性)などを選択、指定して出力します。
MicrosoftExcelへは中間ファイルを経由することなく連動させることができます。
● 標準スタイル登録
標準で使用する線種、文字種を自動的に登録します。
登録する線種、文字種はユーザーが事前に追加、編集することができるので、図面ごとに登録、編集する手間を省くことができます。
●ビューリスト
図面のビュー情報(表示領域、投影方法など)を、日本語の名前を付けて保存します。
3次元データを用いた立面やパース表示を、名前を選択して切り替えるようにすることがでさます。
●ビジュアルライブラリマネージャ−
コピーしたい部品を、形状を確認して選択します。
ライブラリ図面名、部品名の確認などの作業を省くことができます。
● レイヤ確認
現在の図面情報(レイヤ名、番号)を確認します。
● 視点設定
視点、注視点の位置を座標値で設定します。(3次元表示の場合のみ)
特定の場所からの景組チェックなどを簡単に行うことができます。
スライドバーを使って視点を変更した場合、スナップによって注視点を変更した場合、変更した視点、注視点の座標値を確認することができます。
●平行投影
3次元データを、平面、前後左右側面、三面図として表示します。
回転軸の設定などの作業を省くことがでさます。
●メニューエディタ
MicroGDSに独自のメニューを組み込むための専用エディタです。
記述フォーマット、アクセラレータキー等の設定を気にせずに、手軽にメニュー追加を行うことがでさます。
●寸法修正
コピー時に発生する寸法値のトラブルを自動的に修正します。
MicroGDSでは、図形の変更に伴い寸法値を自動修正する機能がありますが、コピー繰作により正常に寸法値を表示できなくなる場合があります。「寸法修正」プログラムではこのような問是を簡単に修正する手段を提供します。
●引出線
指定した2点間に引出線を作図します。
引出線の角度設定などを自動的に行うので、作業を簡略化することができます。
●色設定
色パレットを提供し、各図形の色分けを簡単に行えるようにします。
パレットは常時表示可能なので、連続して操作を行うことができます。
●図形整列
選択した図形を自動整列します。
任意に配置したコンセント、照明器具などを、自動的に整列することができます。
整列の方向は、縦方向(上中下)、横方向(左中右)のいずれかを指定することができます。
●選択図形の数量算出
選択されている図形の個数を算出、表示します。
任意に配置した詰具、横器の個数確認などを簡単に行うことがでさます。
●文字列操作
図面上に記述された文字を一括して修正することができます。
修正方法は、以下の3通りから選択することができます。
・変更(既存文字列の内容にかかわらず、すべて同じ記述にする)
・置換(既存文字列内の指定文字列と合致する部分を置さ扱える)
・追加(既存文字列の前後に追加する)
●高さ指定による3次元自動立ち上げ
高さと平面形状を指定すると、自動的に3次元形状が作成されます。
市街地図、等高線の2次元データを使って、3次元景組のデータを簡単に作成することができます。
●3次元窓作成
幅、高さ、奥行き等を指定すると、3次元の窓形状が作図されます。
サッシの枚数や方立、無目やオブジェクトの設定も行うことができます。
●属性設定
オブジェクト、リファレンス、レイヤの属性の設定・表示、象図形の確認を行います。
●視点・レンダリング設置パネル
レンダリングを行います。
MicroGDS上のスクロ−ルバーを操作しなくても、フォーム上で、視点、注視点の設定、表示を行うことがでさます。
●断面特性の算出
MicroGDSの閉じた図形こついて、その断面特性を算出します。
断面特性
・ 周長
・ 面積
・ 図芯位置(現在の座標軸から)
・ 断面2次モーメント(図芯から)
・ 断面極2次モーメント(図芯から)
・ 断面2次半径
複数の図形や図形ごとに対して正負(+一)を指定することができます。
計算は現在の座標軸、縮尺および寸法系で行なわれます。
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