MicroGDS Proのデータ構造

MicroGDS Proで作成される図面は、複数の透明なシート(「レイヤ」と呼ぶ)に文字や線分が作図され、「ドローイングウィンドウ」(簡単にウィンドウと呼ぶ場合もある)を通して表示されたものと考えられます。レイヤは1枚1枚表示、非表示が指定できるため、作図途中で不必要な部分を画面上から見えなくすることが出来ます。(画面上に表示されないだけで、消去されるわけではありません。)

レイヤ上に作図される線分や文字は「プリミティブ」と呼ばれます。1回の作図(又は文字入力)コマンドで描かれたものは、1つのプリミティブです。

レイヤ上ではこれらのプリミティブが複数集まって「オブジェクト」と呼ばれるグループを構成しています。MicroGDS Proではこれらのオブジェクトやプリミティブを単位として、コピー、移動、削除などの編集、修正作業等を簡単に行うことが出来ます。



■レイヤ

図形が描かれる紙に相当するものです。レイヤにはそれぞれに名前を付けます。名前は、8文字以内の英数字で、1文字目は必ず英字とします。大文字、小文字は区別されます。


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