■作業単位 作業単位とは・・・・ 「デザインファイルの知識」の中で位置単位(Pu)という単位が出てきましたが、MicroStationには、以下に示す3種類の単位が用意されています。

主単位 (マスターユニット、Mu)

下位単位(サブユニット、Su)

位置単位(ポジショナルユニット、Pu)

 この単位は、コンピュータ内の理論的な単位であるため、日常使用している単位(mcmmmetc...)と合わせる必要があります。

 

 

 

 

作業単位の変換

  1. コマンドウィンドウの(設定値)プルダウンメニュー内に(作業単位)項目があるのでマウスの<D>ボタンでタップして下さい。以下に示す「作業単位」ダイアログボックスに表示されます。

2.主単位に担当する単位名をキー入力します。

3.下位単位に担当する単位名をキー入力します。

4.主単位あたりの単位数をキー入力します。(例:100)

5.下位単位あたりの位置単位数をキー入力します。(例:10)

6.作業領域が表示されます。(以下参照)

7. 全ての設定が終了したら、(OK)ボタンを選択します。

●主に使用されている作業単位を以下に紹介します。

□ Mu:Su:Pu → 1m:100cm:10(mm)

□ Mu:Su:Pu → 1m:1000mm:10(1/10mm) □ Mu:Su:Pu → 1m:1(空白):1(なし)

□ Mu:Su:Pu → 1cm:10mm:1000(μ)

□ Mu:Su:Pu → 1cm:1(空白):1(なし)注意1

一単位にあたる単位名は、仮想的に定義します。注意2・作画後の作家の再設定は行わないで下さい。図形の尺度が変化します。