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概要

世界保健機関(WHO)は、「健康」について以下の定義をしている。

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」

世界保健機関憲章前文(日本WHO協会仮訳)

肉体的・精神的な健康の向上には、医療的な手立てが考えられるが、
社会的な健康に対してはどうだろうか。
私たちは、「社会的に健康な状態」になるための手立てが、広く社会で共有されていないことを問題視した。
そこで、「社会的に健康な状態」を、「人々が、何らかの意欲を抱き持続しようとしている状態」と定義し、
建築空間が、人々に何らかの「意欲」をもたらし醸成する、能動的な場として期待できる、と考えた。
現実に存在する建築空間の事例を対象に調査・分析し、そこで生み出されるであろう「意欲」を見つめることで、
『社会的に健康な状態』は、建築空間によって育み、築くことができることを明らかにしていく。


                     会期: 2019年9月13日(金)・14日(土) 10:00~17:30
                     会場: 東京都港区芝5-26-20建築会館1F展示コーナー
                               (JR田町駅西口下車徒歩3分)
                               ※入場無料
                     主催: 芝浦工業大学建築研究会
                     連絡先: 芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科澤田研究室