


設計者 :長谷川 逸子(1988)
3本の緩いヴォールト屋根が象徴しているように、風の抜ける筒が南北に貫通しており、
それは自然と柔軟に対応し、快適さを体感できる装置である。道路に面した北側の立面
は、玄関や勝手口、そして駐車場回りの前庭をつくるシースルーのパンチングメタルの
面と、上部の半透明のFRPのスクリーンとで構成されている。外部の風景は、このス
クリーンを通過することによって淡い色味を帯びた虹色に変わり、内部に優しい膜空間
をつくる。このパンチングメタルとFRPによるフラットな立面は、その素材の性格か
ら境界線を限りなく空疎にし、半透明に開いた建築として都市性を漂わせている。
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