【Model-1】図形による枠の生成

  要素:正方形
  知識:幾何学図形、水平性

  3つの正方形をオーバーレイさせることにより、
  ヴォリュームが生み出される。また、水平方向へ
  の強制力が生まれる。


【Model-2】幾何学秩序の付与

  要素:直交線
  知識:シンメトリー

  3つの正方形の中心を回転軸として、直線を回転
  対称に配置する。直線は水平、垂直線のみである。
  それにより、流動する空間を生み出す。また、3
  本の長い直線により、内部空間が外部にとけ込む。



【Model-3】建築属性付与

  要素:直交線→壁、正方形→スラブ
  知識:幾何学図形、シンメトリー

  直線を壁、正方形をスラブに変換する。


【Model-4】建築空間の生成

  要素:壁、スラブ、ガラス
  知識:流動する空間

  壁のすき間にガラスを配置する。ガラスは、すき
  間を埋めるためだけに存在する。



【Model-5】図形と建築の統合

  要素:直交線、壁、スラブ
  知識:水平性、流動する空間

  空間が閉じないように配置された直線が、そのま
  ま壁として存在する。高さは、オーバーレイによ
  って生み出された水平性に従う。