


設計者 :安藤 忠雄(1986)
建物は、世田谷区の閑静な住宅地のなかに立地している。夫婦と彼らの両親たち3世帯
のための住宅である。それぞれの家族が、プライバシーを確保して独立しながらも、1
つに結びあった生活を営めるような、一種の集合住宅の形をとっている。
建物の全体は、12・角の立方体と、敷地の形状に従って周囲を包囲する壁面から構成
される。立方体は、敷地のほぼ中央部に置かれ、北側と南側には余白が生まれる。その
北側のものを住戸へのアプローチ、南側を中庭とする。両者ともに、各戸のプライバシ
ーのための緩衝ゾーンであると同時に、生活の中心の場である。
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