設計者 :ルイス・カーン(1972)
     基壇状の地上階の上に、30・×6.5・のヴォールトを長手方向に3列につなげ、妻
     側は6個のサイクロイド曲線が続いている。西側は、中央に引き込んだ正面入口を全面
     ガラス、両脇をポーチとして、公園に開放的に連続させている以外、外観は全体として
     壁で閉じられている。ヴォールト中央のトップライトはその曲面を滑らかに浮上させ、
     昼光は、点在した中庭から入ってくる。ヴォールトとヴォールトの間の、2.5・幅の
     低い空間には、設備や階段室が組み込まれており、ヴォールト空間を区切ったり、広げ
     たりしている。また、従来のカーンの特徴である、明快な空間の区分、強い形態の力と
     陰影の対比などが抑制されたものとなっている。

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