


設計者 :原 広司 + アトリエφ(1979)
田圃の中の農家であった住居に増築された小さな版画の展示場である。原則的には公開
される空間ではあるものの、実際には住居のひとつの特殊な機能を持った空間であり、
住居の一部であると考えられる。「反射性住居」の形式に即して言えば、「内核」が展
示領域にあたる。基本的なイメージは〈街角を住居に埋蔵する〉ことにあった。展示領
域が室外空間であるように仕立てるために、照明タワーと照明器具、天井、2階におか
れた和室の内核の壁面にあらわれる窓、床や階段などのエレメントをあたかも外部にあ
るような納まりにした。また、照明タワーにより対称性の表出をはかっている。
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