


設計者 :安藤 忠雄
この教会は、大阪・茨木市の閑静な住宅街に位置する。敷地には既存の木造の教会と牧
師館があり、この「光の教会」はその増築として計画された。その配置は、建物および
太陽との関係で決められている。
建物は直径5.9・の球が3個内接する直方体に、15度振れた斜めの壁が貫入した構
成になっている。斜めの壁は完全に自立して空間を礼拝堂とエントランス部に分節する。
エントランスから斜めの壁に開けられた幅1.6・、高さ5.35・の開口をくぐり、
180度反転すると、そこは礼拝堂である。正面の壁に向かってレベルは階段状に下が
っていく。その壁には十字形にスリットが穿たれ、朝日を受けて光の十字架を現出させ
る。
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